ツムラ漢方麦門冬湯エキス顆粒 20包 ×10個〔漢方 ばくもんどうとう〕 レビュー
長年、季節の変わり目になると現れるしつこい咳に悩まされてきました。特に冬場から春先にかけては、夜も眠れないほどの咳き込みに苦しむことも少なくありませんでした。市販の咳止め薬では一時的な効果はあっても、根本的な改善には至らず、毎年同じ時期に症状が悪化するというサイクルを繰り返していました。
そんな中、漢方に興味を持ち、色々と情報を集める中で、麦門冬湯が私の症状に合っているのではないかという期待を抱き、今回ツムラ漢方麦門冬湯エキス顆粒を試してみることにしました。
初回の使用感と期待
届いた商品は、20包入りのものが10箱セットになっており、しばらくの間、じっくりと試すことができる量でした。パッケージはシンプルで、漢方薬らしい落ち着いたデザインです。1包ずつ個包装になっているため、持ち運びにも便利で、衛生的にも安心感がありました。
初めて服用した日は、夕食後でした。顆粒タイプなので、水に溶かして飲むのですが、ほんのり甘みがあり、漢方独特の苦味や青臭さはそれほど強くなく、予想していたよりも飲みやすいと感じました。水に溶かすと、サラサラとした顆粒がすぐに溶けて、特に抵抗なく喉を通っていきました。むしろ、口の中に広がる優しい甘さが、少しホッとするような感覚さえありました。
服用後、すぐに劇的な変化があったわけではありませんでしたが、漠然とした期待感を持って就寝しました。夜中に咳で目が覚めることが多かったのですが、その夜はいつもより咳の回数が少なく、比較的穏やかに眠れたような気がしました。これが麦門冬湯の効果なのか、それとも偶然なのか、まだ断言はできませんでしたが、少し希望の光が見えたような気がしました。
継続使用による変化
数日、毎日服用を続けるうちに、徐々に咳の質が変化していることに気づきました。以前は、痰が絡んでゴホンゴホンと激しく咳き込むことが多かったのですが、それが次第に、空咳に近い、乾いた咳へと変わっていきました。まだ咳は出ますが、以前のような苦しさが軽減され、呼吸が少し楽になったように感じます。
特に感じたのは、夜間の咳の減少です。以前は、夜中に何度も咳で目が覚め、その度に体力を消耗していましたが、麦門冬湯を服用するようになってからは、夜中に咳で目が覚める回数が明らかに減りました。これにより、睡眠の質が向上し、日中の倦怠感も軽減されてきたように思います。
また、日中の気管支のイガイガ感や、喉の乾きも以前より和らいでいるように感じます。これは、麦門冬湯の「潤す」という作用が、私の体質に合っているのかもしれません。
効能実感までの期間と個人差
効果を実感するまでの期間には、個人差があると思います。私の場合は、数日間の服用でわずかな変化を感じ始め、1週間ほどで、より明確な効果を実感できるようになりました。ただし、これはあくまで私の体感であり、症状の程度や体質によっては、もっと早く効果を感じる方もいれば、もう少し時間がかかる方もいらっしゃるかもしれません。
また、漢方薬は「証」といって、その人の体質や症状に合ったものを選ぶことが重要だと聞きます。私は、この麦門冬湯が私の「証」に合っていたのだと感じています。もし、同じような症状で悩んでいらっしゃる方でも、ご自身の症状や体質をよく理解し、可能であれば医師や薬剤師に相談してから服用することをおすすめします。
ツムラ漢方麦門冬湯エキス顆粒の利点
ツムラ漢方麦門冬湯エキス顆粒の利点としては、まずその手軽さが挙げられます。顆粒タイプなので、水に溶かすだけで簡単に服用できます。また、個包装なので、衛生的で持ち運びにも便利です。旅行や出張の際にも、これがあれば安心だと感じました。
次に、飲みやすさです。漢方薬というと苦いイメージがありますが、この麦門冬湯は比較的飲みやすい部類に入ると思います。ほんのりとした甘みがあり、抵抗なく服用できます。
そして何より、長年悩んでいた咳に効果があったということが、最大の利点です。市販薬で効果が得られなかった私にとって、麦門冬湯は救世主のような存在になりました。しつこい咳に悩む方には、ぜひ一度試していただきたい商品です。
まとめ
ツムラ漢方麦門冬湯エキス顆粒は、長年しつこい咳に悩まされていた私にとって、非常に効果的な商品でした。服用を続けることで、咳の質が変化し、夜間の咳も減少し、睡眠の質が向上しました。気管支のイガイガ感や喉の乾きも和らぎ、呼吸が楽になったように感じています。
手軽に服用できる顆粒タイプであること、比較的飲みやすい味であることも、継続して服用できる大きな要因だと思います。私のように、市販薬では効果が得られなかった方、特に乾いた咳や痰が切れにくい咳に悩んでいる方には、試してみる価値のある商品だと強くお勧めします。ただし、効果には個人差があるため、ご自身の症状と照らし合わせ、必要であれば専門家にご相談ください。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください

